フィリピンペソ新紙幣のデザイン・素材・両替方法を解説

2024年12月より、新しいデザインのフィリピンペソ新紙幣が発行され、流通が開始されました。
これまでのフィリピンペソでは歴史的人物の肖像が描かれてきましたが、2022年に発行された1000ペソ以降の新たなデザインのフィリピンペソでは、フィリピンの野生動物が描かれたデザインとなったことが大きな特徴です。

外貨両替マネーバンクでは、2024年2月28日(金)より50ペソ、100ペソ、500ペソの3種類の新紙幣の取扱いを開始します。
本記事では、フィリピンペソ新紙幣のデザインや素材、両替方法について詳しく解説します。

目次

フィリピンペソ新紙幣のデザインと特徴

新しいフィリピンペソ紙幣は、それぞれフィリピンを象徴する野生動物がデザインに採用されています。

50ペソ(2024年発行)
描かれている動物:ビサヤヤマネコ

100ペソ(2024年発行)
描かれている動物:パラワンコクジャク

500ペソ(2024年発行)
描かれている動物:ビサヤシカ

なお、外貨両替マネーバンクでは既に取扱いがありますが、2022年に発行された1000ペソから野生動物が描かれるようになりました。

1000ペソ(2022年発行)
描かれている動物:フィリピンワシ

紙幣の素材と耐久性の向上、セキュリティ対策について

新紙幣は、従来の紙製ではなくポリマー素材を採用し、耐久性と安全性、衛生性が向上しました。

ポリマー紙幣のメリット

  • 耐水性・耐久性・衛生性が向上(水や油汚れに強く、紙製とは違い、消毒することも可能に)
  • 環境に優しい(紙幣の寿命が長いため廃棄が少なくなる)
  • 偽造防止技術の強化(特殊インクやホログラム技術を採用)

また、新紙幣には以下の最新のセキュリティ機能が搭載されています。

  • 透明ウィンドウ(ポリマー紙幣ならではの偽造防止技術)
  • ホログラム技術(光の反射で色が変化)
  • 触覚印刷(エンボス加工されたドットにより視覚障害者でも識別ができます)

これらの改良により、フィリピンペソの信頼性と利便性が向上しています。

旧紙幣をお持ちの方はお早めに両替を

フィリピン国内では旧紙幣も一定期間使用可能ですが、徐々に新紙幣へ切り替わります。それに伴い、日本国内の銀行や両替所でも取り扱いが無くなってしまう可能性があります。古い紙幣をお持ちの方は、早めに日本円へ換金することをおすすめします。

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フィリピンペソ新紙幣の両替は、銀行や空港の両替所等で両替可能ですが、銀行や空港の両替所は手数料が高くなりがちなので、あまりおすすめではありません。

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