オーストラリアドル(豪ドル)の基本情報
表記について
通貨コードはAUDが用いられます。A$、豪ドルなどと称されることもあります。
流通している紙幣の種類は?
紙幣は5、10、20、50、100ドル(AUD)の5種類、硬貨は5、10、20、50セント、1、2ドルの6種類が流通しています。
オーストラリアの紙幣、じつは「紙」じゃない!?
じつはオーストラリアの紙幣は紙ではありません。1988年に世界初のポリマー(プラスチック)製のお札を導入し、現在はすべてポリマー紙幣となりました。
使用される国は?
オーストラリアドル(豪ドル)はその名の通り、オーストラリアで使用される通貨です。
現地ではどのように表記がされる?
現地のお店では、例えば「💲2.99」のように表記され、2ドル99セントの意味となります。(100セントで1ドル)
なお、上記の例では、端数処理によって、実際には3ドルとなります。
オーストラリアでの端数処理
端数 | 処理 |
---|---|
1・2セント | 切り捨てる |
3・4・5・6・7セント | 5セントに |
8・9セント | 切り上げて10セントに |
どこで両替することができる?
空港の両替所
空港内には両替所が設けられており、飛行機の搭乗前に両替ができてとても便利です。国内の空港なら日本語も通じますし、大手銀行が運営していることが多いので、安心して両替ができるというメリットもあります。一方で、両替手数料がかなり割高になってしまうデメリットがあり、ご利用の際には注意が必要です。
空港でオーストラリアドル(豪ドル)をお得に両替する方法については、下記の記事をご参照ください。
銀行
両替手数料の高さや、信用面で安心という点では、空港の両替所とほぼ同じです。空港の両替所と違い、前もって両替ができるメリットはありますが、両替手数料が割高なので、こちらも両替時には注意が必要です。
FX会社
外貨を購入する目的であれば(外貨から日本円への両替は不可)、FX会社を通じた外貨両替も可能です。FX口座を開設する必要があるので、時間や手間を惜しまない方や、普段からFX取引をされている方であれば選択肢の一つとしてよいかもしれません。なお、FX会社によっては、対応している通貨が限られているので、ご利用の際にはしっかりと下調べをすることをおすすめします。
金券ショップ
昨今では、外貨両替ができる金券ショップが多く、両替手数料(両替レート)も比較的良い傾向もあるので、お得に両替をしたいという方へはおすすめです。注意点としては、別の顧客から買い取った外貨をそのまま販売するケースがあり、紙幣が偽造ではないかの確認(真贋鑑定)をきちんとしている店舗なのかどうかを事前に確認した上でのご利用をおすすめします。
外貨宅配サービス(ネットを使って両替)【PR】
外貨宅配サービスは、インターネットで注文をし、宅配便で外貨を受け取れる外貨両替方法です。外貨が届くまで数日を要しますが、両替レートがよく、お得に両替をしたいという方にはおすすめの方法です。また、主要空港に併設された郵便局で受け取れる(空港局留め)事業者もあるので、海外渡航時の外貨両替に大変便利です。
お得に両替するには?
外貨両替は事業者毎に両替レートが提示されていることがほとんどです。
この両替レートには「両替手数料」が含まれていますので、特に意識はしていなかったけれど、じつは高額な両替手数料を払っていた!なんて事も多いのです。下記の記事でも詳しく解説しているので是非ご一読ください。