外貨両替はどこでする?空港・銀行以外のおすすめ方法と手数料比較

「外貨両替はどこでするのが一番お得なのか?」
海外旅行や出張の準備を進める中で、こうした疑問を持つ方は少なくありません。空港や銀行での両替が一般的と思われがちですが、実は他にもお得な選択肢は多数あります。

最近では、為替相場の変化に敏感な人や、旅行だけでなく資産運用を目的に外貨両替を検討する方が増えているように感じられます。弊社へのお申し込み状況からも、そうした傾向がうかがえます。

外貨両替マネーバンクでは、「WEBで手軽かつお得に外貨両替」をモットーに、2010年2月のサービス開始以来、14年以上にわたってサービスを提供してきました。

2024年1月に市場調査を兼ねて実施した外貨両替に関するアンケートでは、空港や銀行以外の方法が思い浮かばなかった」といった声も一定数見受けられ、情報が十分に行き届いていない現状が明らかになりました。

本記事では、こうした調査結果をふまえながら、どこで外貨両替をするのが本当にお得なのかを、手数料やレートの比較とともにわかりやすく解説していきます。

目次

銀行で外貨両替を検討している方が約58%で第1位、2位は空港の両替所

「もしあなたが外貨を両替する場合、どこで両替しますか?」という質問に対して、1位「銀行」(約58%)、2位「空港にある両替所」(約32%)、3位「金券ショップ」(約5%)、4位「WEB(外貨宅配サービス」(約10%)というランキング結果になりました。

外貨両替をする場合、大多数(約9割)の方が、銀行や空港にある両替所を選択されるようです。

どこで外貨両替するかを選ぶ際に、重要視されるのは「信頼性」

続いて、先ほどの回答において「その理由はなぜですか?」という質問に対しては、「信頼できるから」という回答が1位となりました。

外貨を両替するとなると、それなりの額を両替される方が多いので、当然とは言えますが、信頼できる機関で両替をしたいと考えられる方が多いようです。

一方で、「他に外貨両替の方法が思いつかなかった」という意見も

外貨両替の方法においては、信頼性が重視される一方で、「他の方法が思いつかなかった」という回答が一定数ありました。

外貨両替はどこでできる?

外貨両替をあまり利用しない方にとっては、外貨両替をどこでできるのかがわからず、「金券ショップ」や「WEB(外貨宅配サービス)」などの外貨両替方法は思いつかない傾向があるのかもしれません。

銀行や空港の両替所以外の方法でも、信頼できる事業者もありますし、手数料がかなりお得になるなど、いくつかのメリットがあるので、そちらのご利用もおすすめです。

外貨両替はどこがお得?意外とも見落としがちな“手数料の高さ”

外貨両替で、意外と見落としがちなのが “手数料の高さ”です。アンケートの結果においても、検討している外貨両替方法を選んだ理由に、「お得だから」と答えた方は少数派となりました。

下記は、一般的な「銀行」や「空港の両替所」で両替した場合の為替手数料を調査し、一覧にしたものです。

銀行や空港の両替店の一般的な為替手数料に関する調査結果一覧

※金額は2025年11月10日の概算となります。

通貨名(通貨記号)為替レート為替手数料両替レート約10万円分を両替したときの為替手数料(割合)
米ドル(USD)153.82円2.8円156.62円1,820円(1.8%)
ユーロ(EUR)177.75円4.2円181.95円2,363円(2.4%)
ポンド(GBP)202.22円12.4円214.62円6,132円(6.1%)
中国元(CNY)21.6円1.9円23.50円8,796円(8.8%)
韓国ウォン(KRW)0.1057円0.015円0.1207円14,191円(14.2%)
オーストラリアドル(AUD)100.09円10円110.09円9,991円(10.0%)
ニュージーランドドル(NZD)86.52円10.5円97.02円12,136円(12.1%)
カナダドル(CAD)109.55円8.8円118.35円8,033円(8.0%)
香港ドル(HKD)19.78円2.48円22.26円12,538円(12.5%)
シンガポールドル(SGD)118.12円6.2円124.32円5,249円(5.2%)
タイバーツ(THB)4.77円0.48円5.25円10,063円(10.1%)
台湾ドル(TWD)4.96円0.5円5.46円10,081円(10.1%)
スイスフラン(CHF)190.77円5.3円196.07円2,778円(2.8%)
インドネシアルピア(IDR)0.00922円0.0016円0.01082円17,354円(17.4%)
フィリピン・ペソ(PHP)2.606円0.36円2.97円13,814円(13.8%)
マレーシア・リンギット(MYR)36.85円4.5円41.35円12,212円(12.2%)
ベトナムドン(VND)0.00585円0.0008円0.00665円13,675円(13.7%)

「金券ショップ」や「WEB(外貨宅配サービス)」がお得

表をご覧いただいて分かるように、銀行や空港の両替所で両替した場合の為替手数料は、非常に高く、通貨によっては為替手数料が10%を超えるものもあります。

例えば、一般的にカードローンで10万円を借入した場合の金利は、年13〜14%程度です。比べる対象ではないかもしれませんが、外貨を両替するだけでカードローンに匹敵するくらいの手数料を払っていると考えると、割高に感じざるを得ません。

どこで外貨両替をするのか迷ったら、手数料に目をむけるのも一つのポイントです。手数料のお得さなら、「金券ショップ」や「WEB(外貨宅配サービス)」などの外貨両替方法がおすすめです。

為替手数料は両替レートに含まれていることにも注意が必要

両替所の店頭では、デジタルサイネージや掲示ボード等で「両替レート」が掲示されていることがほとんどです。

両替レートについて詳しくは、下記の記事をご参照いただきたいのですが、先ほどご紹介した為替手数料は一般的に、各両替店が公開している両替レートに含まれてしまっていることにも注意が必要です。

例えば、両替店が公開している両替レートで外貨を両替したけれど、知らず知らずにうちに、高額な為替手数料を支払っていた、なんてことになっているかもしれません。

両替(枚数)詐欺や偽札などのリスクについて

銀行や空港の両替所で外貨両替をする場合の、為替手数料の高さについてご紹介しましたが、アンケートの結果にも表れている通り、銀行や空港の両替所には「信頼できる」メリットはあります。

例えば「海外の両替所では観光客を相手に、紙幣の枚数をごまかす詐欺がある」「海外では偽札が多い」などの、情報やニュースを目にしていて、信頼できる「銀行」や「空港の両替所」を利用しようと考えている方も多いのではないでしょうか。

現実的には、日本国内の両替事業者においては、外貨両替時に枚数を不正に操作するような事案は少ないかと思います。そんなことをすれば評判は下がり、事業が続けられなくなってしまうからです。

可能性があるとすれば、偽札の混入リスクです。

ごく一部の外貨両替事業者では、紙幣鑑別機(偽札ではないかをチェックする機械)を導入せずに、顧客から買い取った外貨をそのまま別の顧客に販売する可能性があり、そういったケースでは、事業者も気づかずに偽札が混入するリスクがあります。

「銀行」や「空港の両替所」ならば、紙幣鑑別機を導入されていることが多いので、偽札混入の可能性は低いでしょう。

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当HPの運営元である「外貨両替マネーバンク」では、WEBでお申し込み、宅配で外貨を受け取る(外貨買取の場合は宅配で手持ちの外貨を発送する)ことができる外貨宅配サービスを運営しています。

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また、マネーバンクでは偽札対策の一環として、国内外の複数のメーカーの紙幣鑑別機を多数導入しています。これらの紙幣鑑別機は、一般の銀行で使用されるものと同等レベルの高精度な偽造券の鑑定を行うことが可能です。こういった機器の導入により、マネーバンクでは偽札の識別と防止において、銀行と同様のセキュリティレベルを目指しています。

外貨両替をご検討の方は是非ご利用ください。

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